屋久島nomado cafe ジェラート模様イラスト

「屋久島nomado cafeのジェラートイラスト」2016

 

屋久島にあるノマドカフェさんが販売しているジェラートのパッケージイラストを制作しました。

屋久島は行ったことがありませんが、屋久島の明るい日差しと屋久島産フルーツ、たんかん、ピンクグァバ、案納芋等の瑞々しい感じが出たらいいなと思って、ジェラートのフレーバーごとに模様をイメージして水彩とphotoshopでイラストを描いています。

 

ジェラートのフレーバーをイメージした水彩で描いた模様イラスト

ジェラートのたんかんフレーバーをイメージした水彩で描いた模様イラストジェラートのフレーバーをイメージしたグラデーションが入った模様イラスト

ピンクグァバ、案納芋のグラデーションはまず、水彩紙に水彩で綺麗なグラデーションが描けるまで何枚も描いています。グラデーションをアナログで表現すると慣れていないせいもあり、自然な滲みをコントロールすることは難しいですし、乾いている間に変化することもあります。中々、デジタルのようにひとつ手前の作業に戻るようなことは出来ないので水彩のグラデーションは特に上手くいかないことも多いです。コントロールは難しいですが、仕上りは手で描くことで暖かみや優しさ、柔らかいで繊細な表現の作品が出来上がっていると感じています。納得のいくグラデーションが完成しましたら、さらにパッケージに合うようにグラデーションを加工していきます。欲しいところにグラデーションを配置し、上手く自然になるようにさらにデータでも描き重ねています。

 

ジェラートのフレーバーをイメージした水彩で描いた模様イラスト

はちみつ、ほうじ茶のパッケージイラストはどのように描いているかというと、先に水彩で素材となるタッチの表現を描くことから始まります。蜂蜜の場合は、蜂の巣のカタチに黄色を3段階の色味で必要なサイズの三分の一程度描きます。後はデータに取り込んで3倍にコピーして単純に増やしています。そのままじゃ単調に見えるので、部分的やある程度の面積を反転や回転など見た目を加工して全体の完成度を高めていきます。出来上がったら全体を見て、何となく色味が足りない、弱く感じる、均等すぎる等、気になるところやはみ出し、曲がっていないか等、形が見ておかしく感じるところが無くなるまで整えて出来上がりです。

デザインは相澤千晶さん。

渋谷109とのコラボTシャツ。浮世絵で現在の渋谷の町並みを表現した。渋谷109コラボTシャツ

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